2014.04.30
タイ北部の街、チェンマイで美しいファブリックをたくさん見つけました。
手工業が盛んなこの街では工芸品を売る店やギャラリー、
焼き物工場などがたくさん見られます。工芸品と言っても、
伝統を引き継ぐだけでなく常に進化し続けていて、驚かされます。
世界各国のセレブが買いに来ると言うvila cini。
歴史ある建物をショップとして使用していて、味わいがあります。
ディスプレイの美しい店内。
骨董品やシャンデリア、落ち着いた風合いのファブリックが贅沢な空間を作っています。
バルコニーにもアンティーク家具などが並び、中庭が見られます。
時間が経つのを忘れてしまう心地さでした。
こちらはふと足を止めて入ったファブリックショップ。
タイのファブリックは、地理面で近いこともあって、
ラオスのファブリックデザインと通じるものがあると感じます。
どちらも伝統柄や手法を大切にしながら、どんどん進化して新しい
デザインを生み出しています。
いま世界中に広がりつつあるという、エレファントパレードという
プロジェクトをご存知でしょうか?アーティストが象の置物にペイントし、
その収益の一部を象の保護に充てるという運動で、2007年に始まったそうです。
野外作品展はロッテルダム、アムステルダム、コペンハーゲン、
ロンドンなどで開催され、いまでは多くの有名アーティストも参加しています。
チェンマイにはエレファントパレードハウスというショップがあります。
たくさんの象のオブジェの中からなんとか2点選び購入しました。
コペンハーゲンとロンドンのアーティストの作品だそうで、
遠くからやってきた象と出会うべくして出会った様な感覚に。
バンコクの大手デパートでもエレファントパレードのイベントが
開催されていました。あのポールスミスも参加アーティストのひとり。
チェンマイにあるCHEDI HOTELのショップエントランスに鎮座する大きな象。
今度はどこでばったり会えるだろうか。タイでの小さな楽しみが増えました。